日本人女性との婚約時に必要な費用について

こちらの内容は、日本人同士の婚約でかかる結納(結納品,結納金,結納返し)・会場費です。ちなみに国際結婚の場合は、海外で挙式される方がほとんどです。


結納金の相場

結納金は、給料の2〜3ヵ月分、ボーナス1回分ぐらいが目安とされています。一般的な金額としては、100万円が最も多ようです。金額は、きりの良い金額(100万円・200万円)か、奇数(50万円・70万円)が一般的です。80万円も末広がりとなり良いとされています。


結納

日本で古くから行われている婚約の形式で、婚姻成立により両家が親類(親族)となり「結」びつくことを祝い、贈り物を「納」め合う儀式ことで、両当事者またはその親が金銭や品物を取り交わします。結納により「結婚」という約束を正式に交わしたことになります。


往復型結納(関東)

仲人が、両家の間を2往復して結い納品を交換する方法。往復型結納は「結納を交わす」と言います。


片道型結納(関西)

仲人が結納品を持って男性宅から女性宅へ運び、受書を持って男性宅に戻る方法。片道型の結納は「結納を納める」といいます。


集合型結納

男女本人とそれぞれの両親、仲人が一ヵ所(レストランや料亭、女性の自宅など)に集って取り交わす方法。


結納品の相場

結納品は各地によって異なります。関東では7品目(目録には9品目を挙げる)、関西では9品目が一般的です。最近では7品目、5品目などの略式の場合も少なくありません。


 
関東式の場合、9品目3万円前後、7品目1万5000円前後、5品目1万円前後です。
関西式の場合、9品目10万円前後、7品目7円前後、5品目5万円前後です。
 
 

結納品の名称

結納品には若い人は聞きなれない名称がたくさんございます。


関東

・長熨斗(ながのし):のしアワビ。
・目録(もくろく):結納品の品名と数量を記載。※関東では長熨斗と目録は贈り物と数えない。
・金包包(きんぽうづつみ):結納金をいれる。※新郎の結納金は「御帯料」、新婦の結納金は「御袴料」。
・勝男節(武士)(かつおぶし):鰹節。
・寿留女(するめ):スルメ。
・子生婦(こんぶ):昆布。
・友白髪(ともしらが):白い麻繊維。
・末広(すえひろ):白扇と金銀扇子の一対。省略されて白い扇子一本の場合も。
・家内喜多留(やなぎだる):酒樽。


関西

・熨斗(のし):のしアワビ。関東の長熨斗と同じ。
・末広(すえひろ): 白扇と金銀扇子の一対。省略されて白い扇子一本の場合も。
・小袖料(こそでりょう):結納金を入れる(京都では「帯地料」、神戸では「宝金」という)。
・結美和(ゆびわ):婚約指輪。
・高砂(たかさご):尉(じょう・老翁)と姥(うば・老婆)の人形。
・寿留女(するめ):スルメ。
・子生婦(こんぶ):昆布。
・松魚(料)(まつうおりょう):金子包みに代わる。酒肴料。※関東の「勝男武士」と同じ意味(鰹節ではない)。
・柳樽(料)(やなぎだるりょう):金子包みに代わる。酒肴料。(京都では結納金「帯地料」と呼ぶ)※関東の「家内喜多留」と同じ意味(酒樽ではない)。


結納返しの相場

関東式(「交わす」結納)では、結納金の半額程度を包む半返しが一般的ですが、関西式(「納める」結納)では、結納金額の一割を目安とするところが多いようです。最近は、記念として品物(腕時計・財布・スーツなど)を贈るケースも増えているようです。
・関東式:結納金が100万円の場合50万円(半返し)
・関西式:結納金が100万円の場合10万円(一割)


両家の顔合わせ・会食費

会食費用

費用は料理・飲み物で1名1万円〜2万円×人数分


両家の顔合わせ

最近は、正式な結納はしないで食事会を伴った顔合わせのみ行う方が増えてきています。その際に掛かる費用は、いろいろなケースがあるようです。

・「新郎側が嫁もらう」という事で男性側が支払う。 ※一般的に多いようです。
・「財布が一緒になる」という事で2人で折半する。
・「女性側が食事会を希望した」という事で女性側が支払う。


顔合わせの場所

ある程度の格式がある料亭やレストランなどで、周囲が気にならない個室を予約するケースが多く、結婚式の会場が決まっている場合、下見を兼ねて会場内のレストランで行う場合もあります。※「仏滅でない土日」を選ぶ。

・料亭
・レストラン
・ホテル
・女性の家
・結婚式場の会場


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